「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如く」だけど…

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如く」だけど… survival-diary

ゆめまぼろしの50年

「人間五十年下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」とは、織田信長が桶狭間の戦いに向かうにあたって謡ったとされる、良く知られた一節ですよね。


此時、信長敦盛の舞を遊ばし候。人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか、と候て、螺ふけ、具足よこせと仰せられ、御物具召され、たちながら御食をまいり、御甲めし候ひて御出陣なさる。-『信長公記』

ただ、実際に50才を超えてみたあなたは、どうお感じでしょうか?

自分は夢幻(ゆめまぼろし)そのものの50年を送ってしまったという感慨が非常に強いです。

学校は出たものの、就職もできず、持病に苦しんだ長い時間だったとも言えるし、今から振り返るなら、呑気に怠惰を極めた時間だったとも言えるかも知れません。

ラストスパートをかける最後のチャンスか

令和2年の正月を50で迎えた筆者は、さすがに「これではまずいと思って『いい加減、少しはまとまった仕事をしないと…』などと友人に語ったものの、それ以来何もしていない。

まさしく「明日から本気出す!」の典型だ。

この年で、社会から評価されるような仕事が出来る可能性はほとんど無いとは思っている。

友人らは20才そこそこから、睡眠も休みも削ってひたすら専門分野を突き進んできた。

そこへ50男が現われて、「よし!俺もやるぞ!」と言い出しても苦笑だけだ。

まあ、それでも、小さくまとまった仕事なら完遂出来るものもあるかも知れない。

そもそも、仕事にエネルギーを注げるのはあと何年か分らない。

すでに、老化現象が顕著になっていて、さまざまな活動に支障を来すようになっているのだから。

これが最後のチャンスと考えるべきだろう。

余生でこれからするべきこと

すでに令和2年も3月の終わりを迎え、都内では桜が満開と発表されている。

世の中は新型コロナウイルスのパンデミックで全く落ち着かず、また、世界中が不安に満ちている。

この世界をどう生き残るべきか。

自分自身の成長が、即サバイバルにつながる形の成長を目指して、その軌跡を記録し、動機づけし、考察・研究し、指針とし、可能ならば共有し少しでも参考になるレベルにもって行くことが出来たなら意義もあるかとブログ形式を主体にサイトを作成してみたいと思っている。

基本的なテーマは、自己成長とサバイバル。

日本人は不安症傾向が強いと言われるが、その中でも飛び抜けて不安を強烈に持つ筆者が、生き残るためにすべき事、している事、考えている事、研究している事をテーマに沿ってまとめていこうと思う。


Writer:Guccie

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